クラウド時代に適合!企業の業務拡大を支えるERP

この記事は、ソフトバンク クリエイティブ株式会社の提供により、ソフトバンク ビジネス+ITにて取材・掲載された記事を一部内容を変えて掲載しています。
経営判断に迅速に対応するIT基盤として、ERPの構築や見直しの重要性が高まってきている。東日本大震災以降、最も重要な経営課題の一つとなっている企業の事業継続への取り組みやDR(データ復旧)、海外展開などのグローバル化や、IFRS(国際会計基準)への対応など、ビジネスがますます複雑化する現在において、企業は自社に最適なERPソリューションをどう選べば良いのだろうか。

海外展開には、国内の管理業務の効率化が不可欠

ソリューション事業本部 ソリューション企画・販促部 副部長 竹内洋二

東日本大震災によるサプライチェーンの寸断と、欧州景気不安による円高を契機に、日本企業の海外展開の動きが活発化している。特に製造業では、国内市場の落ち込みや新興国需要の高まり、コスト低減を目的に、生産拠点の海外移転を加速させている。またサービス業や小売業でも大手による海外進出が続いており、高齢化と人口減少で国内市場は頭打ちとなる中で、「海外に出て行かざるをえない」というのが日本企業の実情だ。

とは言え、海外展開に向けて何から手を付ければ良いか分からないという中堅・中小企業もあるだろう。こうした企業向けに、海外進出のサポート業務を提供するコンサルティング会社も多数登場し、海外展開に向けた情報も豊富に出揃って来ている。日本企業にとって海外展開の取り組みをスタートしやすい環境が整ってきていると言える。

一方で、性急に海外展開を進めたしわ寄せが、国内業務に負荷を与えているという課題を抱える企業も少なくないようだ。海外展開を目指す中堅・中小企業に向けた「海外進出支援セミナー」を積極的に開催しているミロク情報サービス ソリューション事業本部 ソリューション企画・販促部 副部長 竹内洋二は、中堅・中小企業の海外展開の課題を以下のように説明する。

「リソースが豊富な大企業と異なり、中堅・中小企業の場合、人的リソースには限りがあります。海外展開を行うために国内の管理部門のリソースが不足した結果、国内の業務負荷が高まっているという課題を感じているお客様が多いと感じています。具体的には、海外取引にかかる輸出入の業務や、在外子会社を含めた連結決算、グループ経営管理などの業務が該当するでしょう」(竹内)

中堅・中小企業が海外展開を行う場合、国内の管理リソースのスリム化が不可欠になる。国内の既存業務の効率化は、海外展開への取り組みと平行して取り組むべき課題なのだ。海外に目を向ける前に、改善すべきポイントは国内の管理業務にあると言える。

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ERPでタイムリーな経営判断が実現できる環境作り

では、管理部門の負荷を軽減させるために、どのような取り組みが必要になるのか。竹内は、解決策のポイントに「管理会計」と「業務の効率化」を挙げる。

「複雑化していくビジネス環境においては“タイムリーな経営判断”が行える環境作りが不可欠であると我々は考えています。そのためには、一元的に管理会計が行えるシステムが欠かせません。また、今後IFRS(国際会計基準)が企業に全面適用されると、管理部門の負荷は大幅に上がることが予想されます。IFRSでは従来の経理業務とは大きく異なり“人の判断を必要とする、システム化できない業務”が必要です。反対に、支払い/入金などのルーチン業務や、税務申告など手順が標準化されている業務はシステム化を進め、足元の業務を固めることが必須となるでしょう」(竹内)

こうした管理会計の解決策を提供するソリューションの代表はERPだ。しかし、ERPといえば「大企業向け」「導入が大変」「業務と合わない」といったイメージを持つユーザーも少なくないだろう。だが、ミロク情報サービスのERP製品「Galileopt」をはじめ、国産のERP製品が多くラインナップされている昨今では、こうしたイメージは必ずしも当てはまらないと竹内は言う。

「事前に業務の棚卸しを行い、課題を明確にするという“しかるべき手順”を踏んだ上で導入をすれば、ERPの導入は必ず成功し、多くのメリットを享受できるはずです。以前のERPは、非常に複雑で、様々なSIを要求するものもたくさんありましたが、ある程度、市場に評価されているERP製品は使い勝手も優れていると思います」(竹内)

では、数あるERP製品の中でも、ミロク情報サービスの「Galileopt」は、どういった優位性があるのだろうか。ミロク情報サービスは元々、会計事務所の計算センター受託処理サービスとしてスタートし、税理士・公認会計士事務所などに向けたアプリケーションソフトに特化し事業を展開してきた企業である。「Galileopt」は、こうした税理士や会計士に向けた基本コンセプトを管理会計面でパッケージしたERPだという。

「『Galileopt』は“経営の可視化”“内部統制の確立”というコンセプトのもと、ワークフロー・BIと各種業務モジュールを一体化したERPとして2005年に発売しました。そして今年2月に新に発売した『Galileopt NX-I』では、従来の機能やコンセプトを継承しつつ、さらに上位の概念として“マネジメントサイクルの適正化”を謳っています」(竹内)

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会計管理の強みに加え、クラウド化を実現したERP

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Galileopt NX-IのBI画面。しきい値を超えた数字が強調される。
Galileopt NX-Iのワークフロー。紙に手書きするイメージで申請書の入力が行えるほか、ユーザーが自由に申請書を設計できる。
Galileopt NX-Iの伝票入力画面。パラメータ設定により、入力項目やレイアウトを柔軟に変更できる。

セグメント別や部門別、プロジェクト別など柔軟な管理会計が実現できるというGalileoptの管理会計の強みに加え、新ERPであるGalileopt NX-Iでは、プライベートクラウドへの対応を実現している。さらに、IFRSへの対応や、BCP対策の支援も行っているという点も注目したい。

「事業継続計画(BCP)の観点から、データを自社に持っておきたくないという企業のニーズを受け、国内のデータセンターとの提携によってプライベートクラウドへの対応を近々に実現する予定です。提携するデータセンターは、複数拠点化、震災対策といったBCPの観点からの対応に加え、エンドユーザーへのアフターサポート体制を整えています。また、DR(データ保全)対策も、データセンターで提供しています。さらにGalileopt NX-Iでは、コンバージェンスへの対応はもちろんのこと、アドプションを見据え複数帳簿にいち早く対応しました」(竹内)

また、海外展開を行う企業向けには輸出入業向け販売管理「TRADING」を提供し、海外子会社や支店の連結会計向けには主要な連結決算パッケージ(stravis、DIVA、Btrex、Conglue)とのアライアンスで対応しているという。

さらに、Galileopt NX-Iでは、シミュレーション機能やレポーティングの機能を大きく向上させ、PDCAサイクルにおける「P(計画)」と「A(アクション)」のフェーズの機能強化を図っている。より精緻な経営計画を作るための機能を実装しており、予算の使用状況など特定のサマリーされたデータを管理部門が特定のユーザーに対してアラートするプッシュ配信機能も搭載された。これによって、現場部門のコスト意識の向上など“気づき”を与えることができ、計画とアクションとのマネジメントがより有効的に行うことができると竹内は言う。

「基幹業務の課題からERPを導入する場合と、生産管理や在庫管理を目的にERPを導入する場合とでは、選択すべきERP製品は違ってきます。選定のポイントは、組織の成長に合わせて成長できるERPかどうか。会計や税務に長い経験のある弊社は、会計や人事、給与をベースとしたERPソリューションを提供しています。いかにしてタイムリーな会計情報を、見やすいアウトプットで提供できるか、という視点でERPを見直した場合、会計・財務をコアにしたERPであるGalileopt NX-Iは特に優位性があると考えています」(竹内)

今後は、他社のSaaSサービスとの連携を積極的に行い、SaaSで提供することでメリットのある経費精算や勤怠、レポート機能などのサービスを選定中だという。クラウド化、BCP対応、コスト削減といった切り口でERPを選定する企業にとって、Galileopt NX-Iは重要な選択肢になりそうだ。

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クラウド時代に適合、企業成長を支えるERPとは?

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