導入事例

[導入事例]株式会社アイル 様

  • ユーザー数
  • 業種
  • 利用分野
  • 管理指標の追加や
    削除などが発生し、
    手作業での資料作成が負担に
  • 事業拡大のなかで
    上場を見据えた基盤作りへ
  • 管理コードの流用が可能に、
    帳票作成の負担を大きく軽減
  • 柔軟な帳票作成や
    詳細な配賦機能を有効活用

導入の背景 業務負荷を軽減しつつ柔軟対応できる基盤へ

 中堅・中小企業の業務システムにフォーカスした企業として1991年に創業し、販売・在庫・物流管理パッケージ「アラジンオフィス」を中心に、中小企業の課題を解決する各種ソリューションを提供している株式会社アイル。リアルとWebの融合によって新たな価値をしており、複数ネットショップ一元管理ソフト「CROSS MALL」や顧客情報一括管理サービス「CROSS POINT」など各種Webシステムと連携させながら、業務効率化や販促支援、人材支援などに寄与するソリューションを幅広い顧客に提供している。
 そんな同社が財務会計システムの刷新を計画したのが2007年。事業規模の拡大で管理指標となる項目の追加や変更の機会が増え、経理部門として業務負荷を軽減しながら現場の要求に応えるための基盤強化に乗り出したのがきっかけだった。

導入のポイント コード流用可能な柔軟性と豊富な機能を評価

小倉 氏

 同社では、部門別や商材別などさまざまな角度から数字を把握するべく、各部門の管理者に毎月必要な管理帳票を経理部が作成している。この帳票作成に多く時間を費やしている状況だったと経営管理本部 経理部 部長 小倉 直子氏は当時の課題を振り返る。
 「事業が拡大する過程でさまざまな角度から管理指標を確認したいという要求が強く、期中であっても部門別の管理指標が変わるケースもあります。その都度新たなくくりで数字を抽出する必要がありますが、既存の会計システムでは管理コードの変更がシステム上難しく、補助科目コードを利用して管理指標の追加や変更に対応していたのです。それでも難しい場合は、表計算ソフトなど用いて手作業で集計する状況が続いていました」。表計算ソフトに展開してしまうと、それ自体が正しいのかどうかの確認作業など付帯業務が増えていき、結果として業務的な負担が増えていくことに。忙しい業務の合間を縫って作成するため、資料作成には延べ2日程度の期間は要していたという。そこで、コードの付け替えなど柔軟な機能を持った基盤への刷新が求められていた。
 同時に、上場直前の時期だったこともあり、今後のことも考慮するなかでさまざまな要求に応えられる豊富な機能を持った製品を検討。営業部門が求める最適な指標のあり方についても見直しながら、新たな基盤作りによって社内の業務改革につなげていくことも念頭に基盤作りに取り掛かったと小倉氏。
 そこで同社の目に留まったのが、ミロク情報サービス(以下、MJS)が提供する中堅・中小企業向けの基幹業務ERPパッケージ「MJSLINKシリーズ」だった。「システム内でのコードと社内の管理コードを個別に設定することができ、過去の管理資産を引き継ぎながらコード流用が可能な点を高く評価しました。また、実は前職でMJSを扱っていた経験もあり、機能が豊富なことはよく理解していたのです。他にも、営業担当が税務やシステム面での知識を持っており、質問に対するレスポンスが迅速なことも魅力の1つ。充実したサポート体制についても評価していました」と選択のポイントを小倉氏は語る。そこで、成長著しい同社を支える財務会計基盤としてMJSLINKシリーズが採用されることになったのだ。

導入の効果 負担軽減を実現しながら豊富な機能をフル活用

中居 氏

 2007年の導入当初は「MJSLINKII」を導入し、2015年には新たに「MJSLINK NX-I」へ移行。大阪本社の経理部を中心に、東京本社や名古屋支店に在籍する経理業務の担当者が活用し、日々の仕訳処理や月次報告、決算処理業務などに活用している。また、月次のタイミングで部門管理者に管理指標をレポートとして提出しているが、これまで手作業が中心だったものから、現在は可能な限りシステムで出力できるような形になっている。「以前2日程度かかっていた報告資料作成も、今は伝票さえきちんと入力できていれば、いつでも出力ができます。資料作成の負担を大幅に軽減することができました」と小倉氏は評価する。
 他にも、予算作成の際に「MJSLINK NX-I」を効果的に活用していると小倉氏。
 「予算作成の際には、別の会社をシステム上で設定し、現場から表計算ソフトでもらった予算数字を伝票形式で入力、実際に案分も行ったうえでシミュレーションできる形にしています」。なお、オプションとして、固定資産管理機能や法人税・消費税申告書機能、表計算関数アドインなどが導入されている。特に毎月の管理帳票については、以前のバージョンではフリーレイアウト帳票を採用し、現在は表計算関数アドインを用いて作成されている。「システム標準の帳票だけでは現場の要求に応えることが難しい場面も。自由にレイアウトできる帳票のオプションはとても便利に活用しています」と小倉氏は評価する。また、現状は共通補助科目で設定されている部門別管理から、同パッケージが持つセグメント管理機能を活用する予定となっており、管理上求められる各セグメントを柔軟に管理できるような基盤を整えることに成功している。
 以前の仕組みと異なり、詳細な配賦が可能な面も小倉氏が評価するポイントだ。「他のパッケージでは1段階の配賦しかできませんでしたが、MJSLINKシリーズでは多段の配賦が可能になっています。部門内でも詳細に配賦できるようになり大変ありがたい」。
 サポートの面については、「何かあった時のサポートセンターからの画面を見ながらのリモート支援は助かります」と同本部 経理課 マネージャー 中居 慎一郎氏は評価する。検索機能やコピー機能など日常業務での使いやすさの面でも優れていると中居氏。
 同社では、今回の「MJSLINK」の導入をきっかけに、MJSの提案力、商品力、サポート力の良さをユーザーの立場で実体験。そして同社が提供する販売管理システムに「MJSLINK」との会計連係機能を加えることで、中堅・中小企業への企業力アップ体制をより一層強化している。MJSと連携して、より価値ある顧客支援策を展開しているのだ。

今後の展望 御用聞き体質からの脱却と自動化できる仕組みへ

 今後について小倉氏は「表計算アドインを活用すれば、さまざまな帳票を経理部主体で作成することも可能です。求められる帳票を自動的に出力できるようにすることはもちろんですが、経理部から“こういった数字でみるべき”といった提案を行うことが可能になります。積極的な情報発信も含めて、“御用聞き体質”から脱却できるツールとしても期待を寄せています」と語る。
 また、現状は1社の関連会社との間の連結処理は手作業で行われているが、将来は可能な限り自動化への取り組みについても検討したいと小倉氏。「ちょうどインポートやエクスポートの機能を試し始めていますが、このあたりを有効に使って自動取り込みなども検討してみたいと考えています。ただし、処理が複雑になって特定の人しか作業できないようでは意味がありません。属人化することなく、仕組みの円滑運用が可能な運用を意識していきたい」と今後について語っていただいた。

User's VOICE「使いやすさ」への声

経営管理本部 経理課 マネージャー 中居 慎一郎氏
視覚的な使いやすさが魅力
感覚的なものではありますが、伝票入力や帳票を閲覧する際など画面が見やすいというのは大きいですね。検索条件を絞って抽出することができる検索機能も使い勝手のよい部分です。科目だけでなく、部門やセグメントなど必要な項目で検索できるのはとても使いやすいと感じています。
1つの画面から展開しやすい
財務諸表や元帳など、さまざまな帳票からドリルダウンすることができる点はとても使いやすい。部門別や商材別に数字を見る場合も、さまざまな指標から部門やセグメントに展開できます。1つの画面からさまざまな情報を拾っていけるのは便利な機能の1つです。他にも、前月の伝票をコピーして利用するといった機能も、入力の負担を軽減することにつながるため重宝しています。

私のイチオシ機能&サービス

小倉 氏
さまざまな状況をシミュレート質の高い情報発信にも
部門のくくりなどがマウスなどで自由に変更できるため、シミュレーションがしやすいのはとても魅力的だと思います。組織が変わったために項目を変更するということはもちろんですが、例えばこの部門にこの商材を加えた場合はどんな数字になるのか、といったことが簡単にできます。また、表計算アドインは導入したばかりなのでこれからですが、これまで以上にさまざまな帳票を出すことが可能になるため、こちらから情報発信していくにはとてもいいツールではないかと可能性を感じています。

導入企業様ご紹介

株式会社アイル様
  • ●所在地

    〒530-0011
    大阪府大阪市北区大深町3番1号
    グランフロント大阪 タワーB 34F(大阪本社)

  • ●代表者

    代表取締役社長 岩本 哲夫

  • ●設立

    1991年

  • ●主な業務

    販売管理パッケージの開発と販売
    各種ソリューションの提供

  • ●ホームページ

    http://www.ill.co.jp/

導入企業様ワンポイントPR
中小企業の課題解決に最適なソリューションを提供

システム戦略・Web戦略・人材戦略を有機的に結合した「CROSS-OVER シナジー」で、中小企業の企業力アップ支援を実現している。ポリシーは『FREE,LOVE&DREAM』。「社会に貢献でき、働く人たちも共に人生を楽しむことができる企業であり続ける」ことを目標に、価値あるビジネスを展開している。

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