
株式会社キムラ電機 様
総務部部長・製造部部長
山口 和哉氏
以前使っていた他社製ソフトも、社内にサーバーを設けるのではなく、クラウドを利用するシステム。その便利さを実感していたため、MJS製品の導入に当たっても、「やはり、クラウド型のものにしたいと思っていました。社内にサーバーを置くのは、いまさら…という感じがするので」と山口氏は明かす。
同社では、本社で給与・会計・販売用にクライアントを5台、愛知事務所で販売用に2台設けている。「ACELINK NX-CE」が接続可能なクライアントは最大5台だが、現状、同時に接続することはあまりないため、問題なく使用できているそうだ。
給与に関しては「ACELINK NX-CE」導入後、完全互換することによって、適正でスピーディーな業務を行えるようになった。具体的には、正規の労働時間とそうでない部分などの仕訳が明確になり、すっきり整理することができたとのこと。加えて、山口氏が高く評価しているのが、有給休暇の日数を計算してくれる機能。「計算するのが随分簡単になりました。給与明細にあと何日取得できるのかが掲載されているので、社員にもメリットが大きいと思います。以前は、社員から“私は何日残っていますか?”と電話がかかってきて、その都度、個別に計算していました」(山口氏)
会計業務については、以前のシステムでは扱っておらず、会計事務所にほぼ“丸投げ”の状態だったという。「ACELINK NX-CE」導入後、わからない部分は会計事務所に相談しながら、手探りの状態で行ってきた。「これまでは年末調整に時間がかかり、1ヵ月ほど遅れて数字が出ていましたが、導入後は12月のうちにすべて相殺することができました。こういったところも、業務の効率化が実現できた部分だと思います」と山口氏は語る。
同じく新たに扱うようになった販売業務でも、「以前は表計算ソフトでの管理でしたが、お客様が増えたことで弊害も出ていました。今回の切り替えにより、ちゃんと請求書単位で管理できるようになったので、例えば売上が合わない時など、銀行の入金と照らし合わせて確認ができます」と山口氏は評価している。