
株式会社パブリックビジネスジャパン
総務部 課長
鏡 晶子 氏
現状は、MJSの「ACELINK NX-CE」の会計および給与を活用し、3名の担当者で12の施設に関する会計処理および全社員・スタッフの給与計算が行われている。施設ごとの請求書や領収書はコピーを施設に残し、原本はすべて同社に送られた後に直接入力する運用だ。給与計算のもとになる勤怠情報は、紙に記載して施設ごとに承認された上で、領収書などと同様に郵送で送られた後に入力される。
日常的に仕訳を起こしている鏡氏は「摘要に残高を設定することで、実際の残高とのチェックが容易になり、必要なものだけを絞って抽出するなど確認しやすいのはとても便利です」とMJSのパッケージを評価する。また、通常は施設ごとに大きな金額の変動が発生しないものの、金額の増減があった場合は前期との比較もすぐに行うことができる点も使いやすさの一つに挙げている。使い勝手については「付箋機能などを用いれば、後でその情報だけを呼び出すことで確認できます。同時に複数の画面を開いて複数の処理を行うなど、日常業務で便利に活用しています」と黑川氏も同様に評価する。
また、蓄積された情報の取り出しやすさも魅力の一つだと鏡氏は語る。「講座など自主事業を手掛けている施設があり、1年間の損益推移などが必要になるケースも。摘要の文字検索で講座の種類を絞るなど、必要な情報を仕訳帳のテキストファイルで送ることができ、情報活用の幅も広がっています。」
これまで使ってきた給与の仕組みと比べて鏡氏は「給与計算項目などがあらかじめ用意されており、単価入力だけで金額も自動算出できます。施設をまたがって活動するスタッフであっても、年末調整の処理がとても簡便になりました」と高く評価する。MJSのサポートについては「何度か電話で対応いただいていますが、説明がわかりやすくて助かります。使っている人の身になっていただけて感謝しています」と鏡氏。何かあればリモートでサポートしてくれるという安心感もあり、十分満足しているという。