
膨大な書類を削減するための手法を調査し始めた原島主任だが、その過程で辿りついたのがミロク情報サービスが提供していたオフィスのペーパーレスソリューションだった。「様々な情報を調査するなかで紙の電子化を可能にするソリューションとして『DocuWorks』に辿りついたのです。ちょうど税理士会で『DocuWorks』関連のセミナーをやっていたこともあり、実際に話を聞いてみたのです。これならペーパーレス化に取り組めるのではと考えました」と原島主任。そこで「DocuWorks」を実際に試したうえで、書類の電子化に取り組むために導入することを決意する。
また、同時に申告手続きについても課題を感じていたという。「千葉や茨城にも顧問先があり、申告前になると顧問先に印鑑だけもらいに行くこともあり、もう少し効率化できないものかと思案していました」。そこで、せっかく書類の電子化を実施するのであれば、同時に電子申告も実施しようと原島主任は計画し、書類の電子化とともに電子申告の手続きを順次行っていくことになったという。そんな時に起こったのが、東日本大震災だった。
震災時には紙の書類が事務所に散乱し、オフィスの外にも書類が飛び出してしまうほどの被害も経験した。そこで、これからの事業拡張も見据えながら事務所の移転を決意し、移転のタイミングでペーパーレス化をさらに加速すべく、「DocuWorks」と直接連携できる富士ゼロックス製の複合機を導入することを決意。ネットワーク環境も踏まえたオフィス全体のインフラを再構築することに。そこで声をかけたのが、ミロク情報サービスだった。「サポート窓口が一本化されており、何かあればすぐに駆けつけてもらえる環境が必要です。事務所に必要な環境がすべて揃うため、とても頼りにできると考えました」と原島先生はその選択の理由を語る。