
税理士法人 みらいパートナーズ会計
監査部 石川 玲司 部長
現在は、税理士含めた全職員25名がACELINK NX-Proを活用しており、日々の税務処理や顧問先への経営指南に向けた情報提供基盤として積極的に活用している。また、情報漏えい対策製品「SOXBOX NX」やネットワークセキュリティ製品「FortiGate」を導入し、所内のセキュリティを高めることでガバナンスの効いた環境を整備している。同時に、決算診断提案書システム(株式会社プロス)なども導入し、顧問先への手厚いサポートを行っている状況だ。他にも、顧問先の自計化にも取り組んでいることで「ACELINK NX-CE会計をはじめ、“iCompass NX”や“記帳くん”など、自計化に向けた製品が揃っているのも魅力の一つ」と石川部長は評価する。多くの顧問先とMJS製品で連携していくことで、日々の業務の円滑化に大きく貢献していると評価も高い。
製品の使い勝手について中原代表は「ファンクションキー一つで元帳や補助科目を開いたり、慣れ親しんだコード番号で必要な情報にすぐにアクセスできたりなど、とても使いやすい」と評価する。なかでも検索機能は秀逸だと語るのは石川部長だ。「様々な条件で検索でき、必要に応じて一括置き換えなどが簡単にできます。例えば、売上金額に応じて消費税の仕入控除税額の計算方法が変わってくることがありますが、複雑な共通仕入等の場合は消費税コードを使って内税入力した上で、あとから項目を呼び出して一括置き換えなどの処理が必要になるケースも。そんな時でも簡単に置き換えできるため非常に便利です」(石川部長)。
製品の使い勝手の高さもさることながら、日々の監査に役立つ遠隔操作のツールについても高く評価されている。「外出先から事務所のPCにリモートアクセスできるiCompassリモートPC2があるおかげで、表計算などで顧問先ごとに資料を作り込む必要がなくなりました。情報も分散せず、情報漏えいも防ぐことが可能です」と中原代表は評価する。iPadなどのタブレット端末を使って事務所のPCを遠隔地から操作して、顧問先で情報を確認するといった使い方も行われているという。また、石川部長は「事務所にいながらにして顧問先の環境にアクセスできるiCompassコミュニケーションを使えば、顧問先から問い合わせがあってもすぐに対応できます。顧問先までの移動時間を考えると、迅速に対応できるのは大きい」と力説する。特定の項目摘要に対する内訳書を作成する際にも、検索で絞り込むだけで詳細な内容がすぐに把握できるとその使いやすさを評価する。
顧問先管理という視点でもACELINK NX-Proが業務に大きく役立っていると中原代表。「顧問先ごとにスケジュールを立て、日報情報を実績として取り込みます。税務相談などがあれば対応履歴に入力しますし、調査立会の記録も残すことが可能となるため、必要な法定帳簿が直ちに作成できるようになっています。日々の業務から業務処理簿の記録保存まで一括で行えるというは大変ありがたい」と高く評価する。スケジュールについてもGoogleとの同期が可能になっており、スマートフォンから予定を入れるだけでACELINK NX-Proに反映できるという面も使いやすいと石川部長。他にも、業務日報で個人ごとに原価設定を行っており、顧問先ごとの作業量も可視化できる状態になっているという。
サポート面では、何かあれば迅速な対応が行われており、法改正のプログラム改修についても適切なタイミングで実施されていると石川部長の評価も高い。