
現在は「ACELINK NX-Pro」を新たな業務基盤の中核に据えて日々の仕訳作業に役立てているが、2015年4月から稼動していることもあり、実際の年末調整や年次の決算作業はこれから行う予定だ。また、「ACELINK NX-Pro 給与計算」の機能を利用して顧問先の給与計算代行業務も手掛けている。最近では、「iCompassNX会計」や「iCompassNX給与」を導入し、同事務所とクラウドを通じてデータ連携を行っている顧問先も増えているという。他にも、業務日報の機能を活用して事務所業務の可視化を行っていく計画となっており、外部からの脅威対策となる「FortiGate」や内部リスクに対応する情報漏えい対策「SOXBOX NX」なども既に導入済み。クラウド上にデータをバックアップする「MJSセキュアストレージサービス」も導入し、万全の情報セキュリティ対策を施している。
「ACELINK NX-Pro」の使い勝手について吉田先生は、「様々な機能との連動性が高いのは大きな魅力です。以前は必要な情報は機能ごとに設定しなければいけませんでしたが、今では全体の設定をしておけば、様々なファイルに連動してデータ活用できます。最近は新規の顧問先が増えており、新規でファイルを作らないといけないケースが増えていますが、データ連動が円滑に行えることで設定作業の時間的な短縮に貢献しています」と評価する。様々な帳簿からも柔軟に検索できるなど、従来の仕組みに比べて役立つ機能を職員と共有しながら日々の業務に活かしているという。顧問先からも使い勝手が良いと評価は上々だ。
実際には使い始めたばかりで問い合わせを行う機会も少なくないが、営業マンやサポートセンターの手厚い支援も満足のいくものだと吉田先生は力説する。
MJSでは、事務所に役立つ様々な種類のセミナーを実施しており、身近に受講できる点も非常に便利だと評価する。