租税判例研究会

 税理士法の改正により創設された税理士補佐人制度が、現在の税務訴訟において活用される訴訟事案が増加しつつあります。税理士が税務訴訟に従事するメリットは、弁護士とともに、税法の専門家としての税法解釈論を駆使して税務訴訟を有利に追行するというところにあります。
そのためには、「生きた具体的な法」である判例理論を修得することが必要です。また、判例理論は実務に対して支配力を持っているという事実から、租税判例研究を通じて判例の射程範囲を明らかにし、これを税務実践に生かすという実践的な役割があります。さらに、租税判例研究は、将来の課税処分の予測や訴訟に至った場合の判決の結果予測等を探る上でも重要な研究であるといえます。
このような社会経済的な背景から、この度MJS税経システム研究所/税務システム研究会(座長:平川忠雄氏)では租税判例理論の実践的な研究の場として、中央大学教授大淵博義氏を座長とした「租税判例研究会」を開設することにいたしました。
今後、わが国の法曹人口も大幅な増加が予想されますが、行政訴訟とりわけ租税に係わる訴訟の増加に対しては、税理士による専門的な支援活動が、不可欠と考えられます。
是非とも本研究会にご参加いただき、課題研究、意見発表などの実践的な判例研究を通して、現場に役立つ実力を養成していただければ幸いであります。

平成16年10月

(株)ミロク情報サービス
代表取締役会長/税経システム研究所所長
是枝 伸彦

税経システム研究所顧問
税務システム研究会/租税判例研究会座長
大淵 博義

座長

大淵 博義(おおふち ひろよし)
中央大学商学部教授

略歴:
1970年中央大学商学部卒業。
国税庁訟務専門官、明治学院大学講師、税務大学校教授等を経て、現職。
著書:
『法人税法の解釈と実務』大蔵財務協会、『役員給与・交際費・寄付金の税務』 税務研究会出版局、『寄附金課税の実務』新日本法規出版、『国税の常識』税務経理協会、他

運営内容

  1. ●事前に課題判決テーマを2件提示し、発表者を決定する。
    但し、当面は上記のうち1件については座長が基本的論点を解説する予定。
  2. ●参加者全員がそのテーマについて研究し、発表者は意見をレポートする。
  3. ●研究会開催日に、発表者は発表を行い、その他参加者は意見を述べる。
  4. ●座長が総括を行い、後日、発表者がレポートとしてまとめ参加者に配布する。

スケジュール

  1. ■定員 30名
  2. ■参加費用 各回3,000円(税込)
  3. ■場所  新宿センタービル48階(東京都新宿区西新宿1-25-1
  4. ■お問い合わせ
    〒163-0648 東京都新宿区西新宿1-25-1
    新宿センタービル48階 私書箱4051号
    研究会事務局/田中・南
    電話 03-5326-0383
    お問い合わせはこちらへ

定員を大幅に超えるお申込みを頂いた場合にはご参加をお断りすることがございます。
何卒ご了承ください。

  日時 テーマ/発表者
第35回 平成22年
10月22日(金)
14:30〜17:30
【講演(論説)】
大淵 博義
未定
【判例研究50】
棟田 裕幸
旺文社事件(最高裁判決)
第34回 平成22年
8月20日(金)
13:30〜16:30
終了しました
【判例研究48】
小谷 文子
財産分与をめぐる諸問題
【判例研究49】
長島 弘
みなし贈与/社団たる医療法人の出資持分の評価(破棄自判)(最高裁平成22年7月16日)
第33回 平成22年
6月22日(火)
16:30〜19:30
終了しました
【判例研究47】
小山 隆洋
研究レポートはこちら不動産による財産分与と譲渡所得課税
第32回 平成22年
4月9日(金)
13:30〜16:30
終了しました
【判例研究45】
秋山 高善
広島高裁松江支部平成21年7月10日判決
【医療費控除/居宅サービス利用の対価と療養上の世話】
【判例研究46】
吉野 隆雄
研究レポートはこちら時効の遡及効と相続税課税における適用の有無について
第31回 平成22年
2月5日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究44】
岡田 和教
研究レポートはこちら措置法42条の6/「機械及び装置」と「器具及び備品」の意義
東京地裁、平成20年(行ウ)第228号法人税更正処分取消等請求事件(棄却)
平成21年1月16日判決
【講演(論説)】
大淵 博義
研究レポートはこちら損保ジャパン事件判決における「外国法人税」の範囲〜文理解釈の限界を探る
第30回 平成21年
12月11日(金)
13:30〜16:30
終了しました
【判例研究42】
増子 豊彦
研究レポートはこちら一時所得の収入を得るための保険料
(福岡地裁 平成21年1月27日判決:所得税更生処分等取消請求事件 認容)
【判例研究43】
宮ア 仟治
居住用財産の譲渡所得の特別控除/居住用財産の意義(H19.2.7裁決)
第29回 平成21年
10月23日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究40】
濱田 桂
研究レポートはこちら破産管財人の源泉徴収義務と不納付加算税賦課決定処分に係る「正当な理由」の有無
(事例@ 大阪地裁18年10月25日、大阪高裁20年4月25日)
(事例A 大阪地裁20年3月14日、大阪高裁20年10月15日)
【判例研究41】
藤井 茂男
研究レポートはこちら詐欺被害損失と損害賠償請求権の帰属時期〜同時両建説の公正処理妥当性〜
東京高裁 平成21年02月18日(原判決取消し) 被控訴人上告
第28回 平成21年
8月21日(金)
13:30〜16:30
終了しました
【判例研究39-2】
横山 和夫
「遺産分割と更正の請求」の判例研究の質疑応答
【講演(論説)】
大淵 博義
研究レポートはこちら研究レポートはこちら遡及効と課税関係〜私法と租税法の交錯の論点〜
第27回 平成21年
6月19日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究39-1】
横山 和夫
更正の請求期間内における遺産の再分割に基づく更正の請求の可否(平成21年2月27判決)
【判例研究38】
中島 孝一
研究レポートはこちら平成以降の主な役員の分掌変更に関する裁決・判決の概要
第26回 平成21年
4月24日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究37】
戸口 葉子
研究レポートはこちら流山訴訟・特定非営利活動法人の福祉サービスの収益事業(東京高裁H16.11.17)
【判例研究36】
高橋 創
東京高等裁判所平成20年(行コ)第86号平成20年10月30日判決(棄却)(上告)
【弁護士報酬の収入すべき時期】
第25回 平成21年
1月30日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究35】
安田 京子
研究レポートはこちら社団たる医療法人の出資持分の評価
【判例研究34】
天野 肇
研究レポートはこちら損益通算の可否/ゴルフクラブ退会に伴う預託金の返還
(名古屋地方裁判所平成17年7月27日判決、名古屋高等裁判所平成17年12月21日判決)
第24回 平成20年
12月12日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究33】
平 仁
研究レポートはこちら軽油引取税更正・決定処分取消請求控訴事件【軽油引取税のみなす課税該当性】
(H20.07.10東京高裁)
【講演(論説)】
大淵 博義
@東京海上日動火災保険事件の納税者勝訴判決について
A更正処分取消判決による所得税還付請求権の相続財産性(納税者逆転敗訴事件)
研究レポートはこちら研究レポートはこちら研究レポートはこちら研究レポートはこちら
第23回 平成20年
9月19日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究32】
守田 啓一
研究レポートはこちら土地の評価/評価通達によらない場合の特別の事情/広大地
(平成17年11月10日判決:東京地裁平成16年(行ウ)第373号相続税更正処分取消等請求事件)
【判例研究31】
吉川 二郎
双輝汽船事件/特定外国子会社の欠損(平成19年9月28日最高裁判決)
【特別解説】
大淵 博義
研究レポートはこちら研究レポートはこちらエントランス回線使用権の少額減価償却資産の認定単位
〜NTTドコモ事件・納税者勝訴の最高裁判決に対する見解〜
第22回 平成20年
7月4日(金)
13:30〜16:30
終了しました
【判例研究30】
大竹 千聡
研究レポートはこちら所得区分/ストックオプションの権利行使利益は給与所得/アプライド判決
(最高裁平成17.1.25判決)
【判例研究29】
塚越 公子
裁判外の遺留分減殺請求の合意と更正の請求(東京地裁H16.9.12)
第21回 平成20年
5月30日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究28】
秋山 高善
分掌変更/役員退職給与における退職の事実の有無(東京高裁H18.10.25)
【判例研究27】
風岡 範哉
研究レポートはこちらみなし贈与と総則6項/非同族株主への取引相場のない株式の譲渡
(東京地裁平成17年10月12日)」
第20回 平成20年
3月19日(水)
13:30〜16:30
終了しました
【判例研究26】
横山 和夫
研究レポートはこちら研究レポートはこちら「親族間の譲渡とみなし贈与/「著しく低い価額」の対価(全部取消)」(東京地裁H19.8.23)
【講演(論説)】
大淵 博義
研究レポートはこちら・武富士事件控訴審判決(納税者敗訴)
・所得税還付金と相続財産(全部取消)
第19回 平成20年
1月18日(金)
15:00〜18:00
終了しました
【判例研究25】
棟田 裕幸
所得税更正処分等取消請求事件(平成13年9月25日大分地方裁判所判決)
【判例研究24】
長野 匡司
研究レポートはこちら一括取得した土地建物のうち建物をその取得後3ヶ月後に取り壊した場合の建物の取得価額(那覇地裁平成16年9月21日一取)
第18回 平成19年
11月16日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究23】
小谷 文子
遺産分割協議の無効と更正の請求(H14.7.25・納税者逆転敗訴)
【判例研究22】
小山 隆洋
研究レポートはこちら被保険者の死亡に基因して支払われる生命保険金の課税関係 〔長崎地裁平成18年11月7日判決・平成17年(行ウ)第6号・Z888-1185〕
第17回 平成19年
9月28日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究21】
岡本 博美
研究レポートはこちら保証債務借り換えと求償権行使不能の判断(さいたま地裁H16.4.14・全取)

【講演(論説)】
大淵 博義
研究レポートはこちら交際費課税の拡大化と寄附金との判別の基準
第16回 平成19年
7月27日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究20】
岡田 和教
所得課税の株式の評価と法人税額等の控除(最高裁H17.11.8)
【講演(論説)】
大淵 博義
研究レポートはこちら映画フィルム事件判決の否認理論の再考
第15回 平成19年
5月25日(金)
15:30〜18:30
終了しました
【判例研究19】
安田 京子
研究レポートはこちら海外グループ会社の資金援助と寄附金・仮装行為認定の可否
【講演(論説)】
大淵 博義
研究レポートはこちら住友信託銀行事件判決における所得税法161条6号の利子の範囲
【講演(論説)】
大淵 博義
研究レポートはこちら役員等の横領と重加算税の賦課決定の疑問
〜役員等の横領による経理処理と仮装・隠ぺい〜
第14回 平成19年
3月23日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究18】
増子 豊彦
研究レポートはこちら任意組合を利用した映画フィルム事件(東京地裁H16.8.31)
第13回 平成19年
1月19日(金)
13:30〜16:30
終了しました
【判例研究17】
濱田 桂
研究レポートはこちら重加算税/税理士作成の虚偽申告書(東京高裁平成18.1.18・一取)
【講演(論説)】
大淵 博義
研究レポートはこちら国際課税法人である子会社がガーンジー島に納付した税金が法人税法69条1項に定められる外国法人税に該当するか否か
第12回 平成18年
11月24日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究16】
戸口 葉子
研究レポートはこちら消費税及び地方消費税構成処分等取消請求事件
「歯科技工所のみなし仕入率に日本産業分類を適用することの可否」
(名古屋高裁平成18年2月9日)
【判例研究15】
市川 孝幸
雑損控除/横領損失か詐欺による損失か。(横浜地裁H15.09.03)
第11回 平成18年
9月22日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究14】
本多 伸次
相続税更正処分取消等請求控訴事件(棄却)
【土地の評価/評価通達によらない場合の特別の事情/広大地】(東京高裁H18.3.28)
【講演(論説)】
大淵 博義
研究レポートはこちら財産評価と財産評価基本通達総則第6項について
第10回 平成18年
7月14日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究13】
天野 肇
研究レポートはこちら贈与により取得したゴルフ会員権の名義書換料の取得費性(H17.2.1)
【講演(論説)】
大淵 博義
研究レポートはこちら平成18年度税制改正に関連して
T 同族会社の行為計算の否認規定の改正
U 役員給与の税法改正
第9回 平成18年
5月19日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究12】
成田 一正
研究レポートはこちら法人税額決定処分等取消請求事件(棄却)
【ペット葬祭料の収益事業該当性】(名古屋地裁H17.3.24)
【講演(論説)】
大淵 博義
研究レポートはこちらNTTドコモ判決
第8回 平成18年
3月24日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究11】
安田 京子
研究レポートはこちら課税庁の評価額が申告の評価額を大幅に上回ることに基因して贈与契約を合意解除した後に行われた更正処分の効力(大阪高裁平成17年5月31日判決)

【講演(論説)】
大淵 博義
研究レポートはこちら更正の請求を巡る諸問題
第7回 平成18年
1月20日(金)
14:30〜17:30
終了しました
【判例研究10】
安部 勝一
研究レポートはこちら企業組合の出資の評価・評価通達169か払込済金額か(名古屋高裁H16.2.19)
【判例研究9】
中島 孝一
研究レポートはこちら出資の評価・配当還元方式の適用の可否・合意解除後の贈与税課税処分の効力(大阪地裁H16.8.27・一取)
第6回 平成17年
11月18日(金)
13:30〜16:30
終了しました
【判例研究8】
小林 登
交換取得資産の特養老人ホームへの寄付と「同一の用途」の意義(H15.6.27・全取)
第5回 平成17年
9月16日(金)
13:30〜16:30
終了しました
【判例研究7】
平 仁
研究レポートはこちら旺文社事件(東京高裁H16.1.28・逆転課税庁勝訴)

【判例研究6】
高橋 創
研究レポートはこちら生計を一にする妻に支払った弁護士報酬(H16.11.2)
第4回 平成17年
7月22日(金)
13:30〜16:30
終了しました
【判例研究5】
後久 亮
研究レポートはこちら税務調査時における帳簿の保存と提示
(最高裁平成16年12月16日判決、東京高裁平成13年1月30日判決、前橋地裁平成12年5月31日判決)

【判例研究4】
中島 孝一
研究レポートはこちら免税事業者の基準期間における課税売上高
(最高裁平成17年2月1日判決、東京高裁平成12年1月13日判決、東京地裁平成11年1月29日判決)
第3回 平成17年
5月20日(金)
13:30〜16:30
終了しました
【判例研究3】
森下 治
研究レポートはこちら理事長の横領と認定賞与(大阪高裁平成15.8.27判決、京都地裁平成14.9.20判決)
【講演(論説)】
大淵 博義
研究レポートはこちら横領損失と損害賠償金の法人税法上の収益の認識
〜従前の判例理論の検証〜
第2回 平成17年
3月 16日(水)
13:30〜16:30
終了しました
【判例研究2】
宮ア 仟治
研究レポートはこちら貸倒損失の計上時期
(興銀事件・最高裁平成16.12.24判決、東京高裁平成14.3.14判決、東京地裁平成13.3.2判決)
【講演(論説)】
大淵 博義
研究レポートはこちら貸倒損失と税法上の認定基準
〜興銀最高裁判決の意義と貸倒損失認定の税務実践への影響〜
第1回 平成16年
12月 8日(水)
13:30〜16:30
終了しました
【判例研究1】
藤井 茂男
研究レポートはこちら製薬会社が医師の英語論文添削外注費の費用負担をした場合の交際費該当性
【講演(論説)】
大淵 博義
研究レポートはこちら実質課税の原則の適用とその限界
〜航空機リース判決(10月25日判決予定)を素材として〜