
現在は、顧問先への自計化支援のための基盤として、そして記帳代行した顧客への情報開示の基盤として20社を超える顧問先が「かんたんクラウド 会計」を採用しており、事務所の業務基盤である「ACELINK NX-Pro」と連携しながら業務に役立てている。具体的には、日々の仕訳入力はもちろん、顧問先で「かんたんクラウド」の画面を見ながら月次のチェックや経営コンサルティングを行うなど、経営支援の場面でも活用しているという。「社外から財務情報が確認できないと、結局紙で仕訳明細などを出力して客先に持ち込まざるを得ません。今はタブレットなどでも安全に確認できるようになっており、打ち合わせの際にも重宝しています」と馬場先生は評価する。また、仕訳入力を外部委託する際の入力ツールとしても「かんたんクラウド 会計」が活用されている状況だ。さらに、一部の顧問先で「かんたんクラウド 給与」が採用され、社会保険の計算や給与明細作成などに役立てているという。
実は、会計や税務に関わるソリューションだけでなく、バックアップとしての「MJSセキュアストレージサービス」や情報統制の強化につながる「SOXBOX NX-Plus」、複合型脅威対応セキュリティーシステム“FortiGate”をはじめ、業務PCや複合機など事務所の業務基盤として必要なものもMJSから調達している。「われわれはお客さまの大切な財務情報や人事情報を取り扱っているため、安全が担保できないと仕事自体が崩れてしまいかねません。ITやセキュリティーが専門ではないわれわれだからこそ、MJSの全面的なサポートはとてもありがたい。窓口が一本化できる点も助かっています」と馬場先生は評価する。
MJSの一番の魅力は、会計や税務などが全て連動していることだという。「会計事務所として必要な業務が1つのソフトのなかで連動できるため、とても安心感があります。特にMJSの場合は「かんたんクラウド」で入力した情報も全て一元管理することが可能です。確かに申告書作成のためのクラウドサービスは数多く出ていますが、会計の専門家であるわれわれにとっては違和感なく使えるソリューションです」と馬場先生。ソリューションのなかに各種帳票もそろっているため、情報を取り出して個別に資料を作成せずとも、顧問先の状況把握や経営指南のアドバイスが容易になっている点も評価の1つに挙げている。