導入事例

SDエンターテイメント株式会社 様

2016年2月5日

使い勝手の高さが業務の省力化に大きく貢献
業務の連動性と柔軟な仕組み作りが可能な「MJSLINK NX-I」

さまざまな情報を簡単に帳票として出力可能、インポート機能が業務負担を大幅軽減

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100~300名

レジャー関連事業

Before:導入前の課題
  • 新たに連結対象となる中でシステム化に向けた対応が必要不可欠に
  • 事業拡張に伴う経理部門の業務負荷増大が懸念

After:導入後の効果

  • インポート機能の活用で仕訳処理作業を5分の1程度に圧縮
  • 現場に求められる管理帳票を簡単に作成可能
中堅・中小企業向け
MJSLINK DX

中堅・中小企業向けERP

エムジェイエスリンク ディーエックス

電子帳簿保存法対応

インボイス制度対応

AI監査支援とAI仕訳で経理業務を効率化!
建設工事業や医療業など業種別のソリューションも用意。

新機能「AI仕訳」により仕訳作成が自動化。業務の効率化を図ることができます。
多彩なシステム構成、オプション群の他、特有の会計処理を必要とする建設工事業や医療業などには業種別のソリューションもラインアップ。

  • ERP
  • 財務・会計
  • 給与・人事
  • 販売管理
  • 資産管理
  • ワークフロー
  • オンプレ/IaaS
導入の背景

連結子会社化したことで会計基盤の強化が必要に

北海道を中心にレジャー関連事業を展開しているSDエンターテイメント株式会社。レジャー産業の基本である「楽しむ」ということを主軸に、「笑顔と輝き、そしてありがとう!」を通じて、お客様への「暮らしが充実した幸せな日々」の提供に取り組んでいる。ゲーム施設「ディノスパーク」を手掛けるゲーム事業をはじめ、フィットネス事業やボウリング事業、シネマ事業、カフェ事業、介護事業などさまざまな業態に進出しており、全国に50を超える営業所、事業所を展開。事務用品の通販を手掛けるカウネット事業やコールセンター事業を展開する企業をM&Aによって新たに子会社化するなど事業拡大にも注力しており、複数業態を束ねることによるシナジー効果を発揮すべくさまざまな施策を展開している。

これまで同社は1996年に行った商号変更以来、スクラッチ開発による売上処理システムと手書きによる仕訳処理を行ってきたが、2005年に当時のグループ会社に入るタイミングで会計処理のシステム化が求められ、連結子会社として会計基盤の強化を図ることになったと経営管理部長 佐藤 美幸氏は当時を振り返る。

導入のポイント

親会社が採用、省力化機能や使い勝手を評価

「親会社が展開していたゲーム関連事業の営業譲渡など、新たな企業グループの傘下に入ったことで、われわれが営業展開していく店舗の数が従来よりも大幅に増えていくことが予想されました。会計処理をスムーズに行うためにも業務の効率化が求められたのです。また、親会社に提出する連結用の資料作成も必要になり、これまで以上に経理部門の業務負担が大きくなることが想定されました。従来の処理方法から新たなものに脱却していく必要があると考えたのです」と佐藤氏。そこで、業務の省力化につながる会計システムの導入を新たに検討することになる。

SDエンターテイメント株式会社 経営管理部長 佐藤 美幸 氏

SDエンターテイメント株式会社
経営管理部長 佐藤 美幸 氏

新たな基盤作りに向けてさまざまな製品を検討する中で同社の目に留まったのが、ミロク情報サービス(以下、MJS)が提供する中堅・中小企業向け基幹業務ERPパッケージ「MJS LINKシリーズ」だった。

「MJSを選んだ大きな理由の1つに、当時の親会社がMJSを活用していたことが挙げられます。科目体系の統一など連結対象となることでの要件がいくつかあり、同じパッケージを活用するのが最適だと考えたのです」と佐藤氏。他にも、メールを使って子会社が持つ会計情報が同期できるメール会計の仕組みが備わっているなど、他社にはないユニークな仕組みが高く評価されたと佐藤氏。親会社が使っていることで使い勝手の面でも高く評価され、経理部門の省力化につながる「MJSLINKシリーズ」が同社の会計基盤として採用されることになる。

導入の効果

仕訳処理の省力化に大きく貢献

SDエンターテイメント株式会社 経営管理部 経営企画課長谷口 正諭氏

SDエンターテイメント株式会社
経営管理部 経営企画課長
谷口 正諭氏

2014年には親会社が新たに健康コーポレーション株式会社となった同社だが、使い勝手の良さからMJSを継続利用しており、現在は「MJSLINK NX-I 財務大将」を用いて日々発生する仕訳処理はもちろん、決算処理など通常の会計業務に活用している。また、「MJSLINK NX-I 給与大将」を使って従業員やパート、アルバイトへの給与計算などを行っており、各現場から就業管理ソリューション「クロノス」に情報が収集され、最終的に「MJSLINK NX-I 給与大将」に勤怠情報の受け渡しを行っている状況だ。

店舗数が多い同社では、毎月2万行あまりの仕訳処理が発生するのが一般的となっており、「MJSLINK NX-I 財務大将」に備わったインポート機能を効果的に活用している。「1件ずつ入力していると毎月膨大な作業量となってしまうため、自社開発した売上処理システムに売上情報を現場が入力した上で毎週データ取り込むことで日々の売上情報の仕訳を行っています。支払情報などは表計算でインポート用のファイルを作成し、それを一気に取り込む運用です」と佐藤氏。インポート機能を活用することで、5分の1程度の時間で毎月の仕訳処理が行えるようになったと評価する。また、法人税申告や消費税申告のシステムと連動することで、申告業務の負荷軽減にも貢献しているという。「会計事務所向けの“きっちり”としたシステムだと実感しています」と佐藤氏はMJSを高く評価している。

また、「MJSLINK NX-I」を利用して事業別にセグメントを分け、その合計や予算対比、前年対比などの資料を毎月帳票出力して事業責任者に提出している。「総合比較財務報告書を用いて、予算や過去との比較を簡単に抽出できるようになっています。個別ではなく同時に出力できるのでとても便利です」とその使い勝手の高さを評価するのは経営管理部 経営企画課長 谷口 正諭氏だ。

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使い勝手の良さやサポートの面についても佐藤氏はMJSを高く評価する。「最近では補助の管理について相談させていただきました。例えば『あ』で始まる取引先を1000番台のコードにまとめるなどコード体系の整理を行うことで、数多くある支払先を効率よく管理できるようになったのです。補助科目が柔軟に設定できるからこそ、取引先の管理も使いやすくチューニングすることができます。科目ごとに設定できる補助の範囲が限定されてしまう製品が多いなか、MJSであれば自社の運用に合わせて柔軟に設定でき、とても便利に活用しています」。検索やドリルダウンなど、日常的に活用している機能の使い勝手についても満足していると佐藤氏。

今後の展望

固定資産や資金繰管理など機能拡張を目指す

今後について佐藤氏は、「今は独自で固定資産の管理を行っていますが、MJSの固定資産管理の機能を活用すればボタンひとつで財務連動できるようになります。既存情報の乗せ換え作業に伴うリソースが確保できれば、固定資産管理の機能を検討してみたい」と語る。また、現在は手作業で資金繰りに関する業務が行われているが、すでに導入している資金繰管理機能を有効活用していきたいと佐藤氏。他にも、管理帳票の作成に役立つ「表計算関数アドイン」などのオプションや「iCompassリモートPC2」など遠隔地からリモートアクセスできる環境整備についても、今後検討していきたいとその意気込みを語っている。

導入事例で紹介されている製品・サービス・シリーズ

中堅・中小企業向け
MJSLINK DX

中堅・中小企業向けERP

エムジェイエスリンク ディーエックス

電子帳簿保存法対応

インボイス制度対応

AI監査支援とAI仕訳で経理業務を効率化!
建設工事業や医療業など業種別のソリューションも用意。

新機能「AI仕訳」により仕訳作成が自動化。業務の効率化を図ることができます。
多彩なシステム構成、オプション群の他、特有の会計処理を必要とする建設工事業や医療業などには業種別のソリューションもラインアップ。

  • ERP
  • 財務・会計
  • 給与・人事
  • 販売管理
  • 資産管理
  • ワークフロー
  • オンプレ/IaaS

ユーザーボイス

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「使いやすさ」への声

柔軟な帳票出力が魅力

私自身は財務分析が業務の中心で、さまざまなパターンで月次比較などを行っています。現場からはさまざまな切り口で情報を出してほしいという要望を受け付ける機会が多く、その目的に応じてデータ出しできるように設定しています。「MJSLINK NX-I」は出力順序などが柔軟に設定できる仕組みになっており、以前は半日仕事で出力していたものが、今では数分で資料作成が完了できます。現場の要求にすぐに応えることができるようになりました。

便利なインポート機能が秀逸

普段は仕訳処理を行うことがほとんどありませんが、MJSを利用する前は仕訳をシステムに直接入力していた時代もあります。一時期経営管理部門から離れていたこともありましたが、久しぶりに戻ってみると、インポート機能を使って膨大な仕訳を容易に処理できる仕組みに変わっていたことに驚きました。効率的な仕訳処理が実現しており、現場からも便利になったという声が上がっています。

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私のイチオシ機能&サービス
補助科目を仮名で管理各種申告機能も充実!

「MJSLINK NX-I」の柔軟な仕組みの1つに、補助科目がコードだけでなく仮名を使うことができるというものがあります。今はまだ手をつけていませんが、例えば支払先を仮名で管理できるようになれば、支払先の検索や並び替えも容易になるなど、これまで以上に使い勝手がよくなると考えています。また、消費税や法人税の申告など、必要な機能がしっかりそろっており、自分の手を介在させずに途切れなく業務を遂行することができます。システムの連動性という意味で、大変使いやすい仕組みだと実感しています。

導入企業様のご紹介

SDエンターテイメント株式会社 様
SDエンターテイメント株式会社 様
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半世紀に渡って道内を中心にレジャー関連事業を展開

北海道を中心にレジャー関連事業を展開。ゲーム事業をはじめ、フィットネス事業やボウリング事業、シネマ事業、カフェ事業、介護事業などさまざまな業態に進出している。事務用品の通販やコールセンター事業を展開する企業をM&Aによって子会社化するなど、複数業態を束ねたシナジー効果も生み出している。

所在地 060-0063 北海道札幌市中央区南3条西1-8
代表者 代表取締役社長 河野 正
設立 1954年5月
社員数 227名(2014年3月末現在)
主な業務 施設管理事業、ボウリング事業、GAME事業、フィットネス事業、カフェ事業 他
ホームページ http://www.sugai-dinos.jp/pc/
  • 本事例の掲載内容は取材当時のものです。

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