導入事例

導入事例薩摩酒造株式会社 様

薩摩酒造株式会社 様

ワークフローにより経理業務の効率化を実現
月次決算早期化、経営資料見える化でリアルタイムな情報共有に寄与

旅費や交際費の詳細も、容易な把握が可能に!

  • 260名
  • 醸造メーカー
  • 財務会計・税務・ワークフロー

Before導入前の課題

  • 経理業務の複雑化により自社システムのメンテナンス負荷が増大
  • 旅費精算や交際費運用の迅速化・適正化が必要

After導入後の効果

  • メンテナンス負荷が解消
  • 旅費や交際費申請の直接入力で経費集計が迅速化
  • 経営資料の容易な出力で経理業務の負荷を削減

導入の背景合理化を視野にいれERPパッケージに移行

榎本 宏文氏
執行役員 管理部長 榎本 宏文氏

薩摩酒造は鹿児島県枕崎市に本社を置く、日本を代表する焼酎メーカーの一つである。芋焼酎「さつま白波」や麦焼酎「神の河(かんのこ)」などの銘柄は、全国に多くのファンを持つ名酒として知られる。もともと南九州の地酒だった「焼酎」を全国区に押し上げたのは同社の功績といっても過言ではないだろう。また、本社すぐ近くにある花渡川蒸溜所の「明治蔵」は、文字通り明治時代の趣そのままに、伝統ある焼酎造りの仕込みの様子を見学できることで、多くの観光客が訪れる人気スポットにもなるなど、枕崎市の地域活性化にも貢献している。

そんな同社がミロク情報サービス(以下、MJS)のERP パッケージ「Galileopt NX-I」を導入したのは、経理の業務改善がきっかけだった。導入前の経理は、自社で開発したシステムを使用し、業務改善についても進めていたが、徐々に運用の限界も感じ始めていたという。

「自社開発の場合メンテナンスも自分たちでしないといけませんから、例えば来年の10 月に消費税がアップするとなれば、それに社内で対応しなければならない訳です。今回は軽減税率も導入されますから、運用はさらに複雑になります。酒税法も改正されます。加えて年号も変わりますから、メンテナンスは大変です。こうしたことに細やかに対応することを考えれば、パッケージに切り替えた方が合理的なのではないかということです」と話すのは執行役員管理部長の榎本宏文氏だ。

導入のポイント経営判断などに役立つ資料をタイムリーに共有

花渡川蒸溜所「明治蔵」
花渡川蒸溜所「明治蔵」

パッケージの良さは、税法などの仕組みが変わったとしても、ベンダー側で逐次メンテナンスがされるため、ユーザーは自らあれこれ変更することなく、システムをバージョンアップすることで対応できる点だ。もちろん、自社の業務スタイルに最適化してきた従来のシステムからの移行は勇気がいることだ。しかし同社では担当者の高齢化も含め、メンテナンスにかける人が不足しているという問題も抱えていたことから、移行に踏み切ったという。

「導入にあたっては3 社のシステムが候補に挙げられていて、勝ち残ったのがMJS でした」と榎本氏。システム選びは業務改善を続けてきた中で描かれた、経理業務の「あるべき姿」に沿って絞っていったという。

「付加価値として、経営層に役立つ資料、あるいは管理職の判断材料となるような資料をタイムリーに出すことができるという点が、『Galileopt NX-I』導入の決め手になりました」と榎本氏が話すように、従来のシステムは、財務諸表を効率的に作ることに注力して開発されていたため、経営層への報告は別途資料を作成する必要があった。「Galileopt NX-I」は予算管理の詳細を、資料として簡単に出力できるため、手間をかけることなく管理職の社員がタイムリーに確認することで、経営上のさまざまな判断の指標として使えるという訳だ。

運用と評価ワークフロー機能などで経理業務の負荷を軽減

中でもワークフローシステムは、現在100 人規模で利用しているという。旅費精算などでは社員が直接入力することで、いったん紙で提出されたものを再度入力する必要がなくなるため、経理部門の負荷が軽減されることはもちろん、業務のペーパーレス化につながるという利点もある。

「旅費や交際費など、費目の仕分けがされるのが非常に効率的で、助かっています。支店でも鹿児島支店からはじめて、東京、福岡、大阪、さらには頴娃蒸溜所にも導入して、徐々にライセンスを増やしていきました」と榎本氏は話す。

「BI(Business Intelligence)ツールも使い勝手がいいですね。支店の方で、10 万円ないし20 万円という形で仮払いをして出張に行くようなことがあるのですが、その都度旅費の精算をせずに、仮払いを重ねてしまうと、処理がわかりにくくなるうえ、金銭的にルーズになってしまう可能性もあります。私は管理部長なので支店の帳票をチェックしますが、部門ごとの仮払いと精算の詳細を、ボタン一つで確認できるのが便利です。月がまたがった精算をするような、従来わかりにくかったようなケースでも簡単にチェックできます」(榎本氏)。

瀬戸口 司氏
管理部経理課 課長 瀬戸口 司氏

また、入力されたデータからさまざまな集計や分析を行う際に、最初の申請書までわかりやすくさかのぼることができる機能も有効だという。「飲食代の詳細はもちろん、誰と行っているかということもわかるので、接待の後フォローもしやすいですね」(榎本氏)。

また、経理課課長の瀬戸口司氏は「これまではこうした仕組みがなかったため、詳細を調べるのに時間がかかっていたのです。表計算アドイン機能でいろいろな関数が使えるので集計も早い」と経理業務の合理化への導入効果を説明する。

今後の展望スマートフォン活用などワークフロー機能の進化

それでも導入にあたり、当初は現場からの抵抗もあったという。「各支店で微妙に処理が違う部分があったため、担当者にしてみれば、導入にあたっていろいろと不安があったことは事実でしょう。しかし現在ではそうした不安をよそに、前システムができていたことは、すべて問題なくやれています。それでも私はまだ使いこなすところまではいっていないと考えています」と瀬戸口氏は話す。今後の課題について、「入力を誰がどのタイミングで行うのかという部分も含めて、人をどこに割くのかを判断して、さらなる業務改善へとつなげたい」(瀬戸口氏)と、システムの機能をよりいかした形で「あるべき姿」に近づけることを模索する。

榎本氏も、「現状で一番手間がかかっているのは入力の部分」と分析する。「今後は『Galileopt NX-I』の豊富な機能とエクセルによる原価管理とうまく連携させるなど、よりリアルタイムに近い形でデータ収集ができるように、各種請求書の入力処理など社内的な仕組みも整理・改善していきたい。より効率化するために、例えばロボットを使って入力作業を簡素化できないかといったことも考えています。また、将来スマホ決済も利用したい」(榎本氏)。

UserVOICE

「使いやすさ」への声
米満 あゆみ氏

薩摩酒造株式会社
管理部 経理課
米満 あゆみ 氏

過去の申請書の引き出しが簡単に
これまでは過去の申請書を探すのには、ファイリングした大量の紙の申請書から探し出していたため、時間と手間が非常にかかりました。それがBI ツールによって、申請書を簡単に取り出せるようになりました。また、それらをボタン一つでコピーできるのも便利ですね。経理上の問い合わせがあった際の対応もスムーズになりました。
項目の入力できる文字数が多く入力作業の効率が向上
導入にあたっては、実作業をする私たちの意見もいろいろと反映していただきました。例えば以前のシステムでは、入力欄の文字数制限が30 文字程度で、長い社名などの場合、省略によって混乱を招く恐れもあり、ルールを考えるのも大変でした。その点、Galileopt NX- Iでは64 文字まで入力が可能な仕様になっています。細かなことですが、このおかげで非常にストレスなく入力作業ができます。

システム構成図

システム構成図

導入企業様のご紹介

薩摩酒造株式会社
薩摩酒造株式会社
  • ●所在地

    〒898-0025
    鹿児島県枕崎市立神本町26

  • ●代表者

    代表取締役社長 本坊 愛一郎

  • ●設立

    1936年6月

  • ●社員数

    260名

  • ●主な業務

    ・酒類の製造販売ならびに輸出入
    ・清涼飲料、果汁その他飲料の製造販売ならびに輸出入
    ・食品類の仕入れ、販売 など

  • ●ホームページ

    http://www.satsuma.co.jp/

導入企業様ワンポイントPR

伝統を受け継ぎ、新たな焼酎文化を開拓する。

さつまいも伝来の地であり、焼酎杜氏発祥の地でもある、鹿児島県の南薩摩に本社を構え、80 年以上の歴史を誇る酒造メーカー。薩摩焼酎の代表銘柄である「さつま白波」をはじめ、全国的に愛される伝統的な蒸留酒を手掛ける。近年では焼酎のスパークリングや、ピルスナータイプの発泡酒など意欲的な商品によって、新たな焼酎文化を開拓している。伝統を大切にしながら、新たなニーズにもこたえ続ける企業だ。

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