導入事例

導入事例象印マホービン株式会社 様

象印マホービン株式会社 様

自社開発の基幹システムを刷新
標準機能の活用で抜本的な業務フローの改善を実現

子会社を含めたグループ企業全体の財務会計基盤を整備

  • 500人~1000人
  • 調理家電製品、生活家電製品などの製造・販売
  • 財務会計

Before導入前の課題

  • メインフレーム上で自社開発した基幹システムの刷新を計画
  • 特定ベンダーに依存していた環境からの脱却

After導入後の効果

  • 標準機能を活用することで業務フローを改善し負荷を大幅に軽減
  • 現場での入力が促進され決算早期化にも寄与

導入の背景自社開発の基幹システム刷新で新たな基盤を模索

1918年にガラスマホービンメーカーとして創業し、以来電気ポットや炊飯ジャーなどさまざまな家庭用品を開発、提供している象印マホービン株式会社。「暮らしを創る」という企業理念のもと、快適で便利な暮らしの品々を届けることを使命として企業活動を展開し続けている。最近では、モノづくりだけでなく、親子での炊飯教室や田植え&稲刈りイベント、水筒やボトルを持参するフェスイベントを支援するなど、体験を通じた“コト作り”にも力を入れている状況だ。

そんな同社が財務会計システムの刷新を計画したのが、2011年のころ。これまでメインフレーム上で自社開発した仕組みが稼働していたが、ハードウェアの保守切れと消費税改正の対応がソフトウェア的に困難な状況を迎えたことで、新たな財務会計基盤を導入するプロジェクトがスタートした。

導入のポイントデモを見た直感が決め手


象印マホービン株式会社
経理部 サブマネージャー 袖山 宏氏

新たな環境については、もともと基幹システム全般を特定のベンダーに依存してきたが、一括で刷新せずに人事や財務会計、販売管理など、それぞれ業務別に段階を経て順次刷新していくことが決断された。「はじめは一括での刷新も検討したのですが、特に財務会計については貸借が上下に表示されているなど、視覚的にわかりにくいと現場から不評でした。また、刷新時期には消費税法の改正が行われるタイミングと重なったことで、他の基幹システムに先駆けて刷新することが決定したのです」と経理部 サブマネージャーで日本公認会計士協会準会員の袖山 宏氏は当時を振り返る。

そこで、さまざまな製品を候補として選んだ袖山氏。その中で同社の目にとまったのが、ミロク情報サービス(以下、MJS)が 提供する「Galileopt NX-I」だった。そこで実際のデモを見たところ、直感的にわかりやすいインターフェースで、従来の入力方法と同じ感覚で運用できそうなイメージを持ったという。「機能面では、どのパッケージ製品でもある程度備わっている。だからこそ、使い勝手やサポートなどを重視した」と同部 サブマネージャー 王子 喜康氏は力説する。

結果として、同社の財務会計基盤として「Galileopt NX-I」が選択されることになったが、要件定義の段階で既存運用とのギャップを洗い出したうえで、パッケージに運用を合わせていくことを決めた袖山氏。「自社開発の際には自由に手を入れすぎたことで、仕組みが複雑化してメンテナンスが困難な状態に。バージョンアップのしやすさやヘルプ機能の有効活用も考慮したうえで、新たな仕組みはできる限り手を入れることなく標準仕様で運用していく方針を決めたのです」。

運用と評価決算の早期化を実現し会計業務の効率化に寄与


象印マホービン株式会社
経理部 サブマネージャー 王子 喜康氏

現状は、「Galileopt NX-I」が同社の財務会計基盤として稼働し、販売管理など周辺システムとの連携を実現している。請求書などの伝票入力は各支店や営業所、工場にいる会計担当者が入力し、旅費精算は全社員が入力手続きを行っており、同社のほぼ全員が「Galileopt NX-I」を利用している状況だ。

「以前は表計算ソフトを用いて出張の旅費精算が行われていましたが、今では同じようなフォーマットをGalileopt NX-Iで用意することで直接入力して もらっています。営業担当者は以前と同様の作業のままで、会計担当者による二重入力の負担が大幅に軽減できています」と王子氏は評価する。債務管理や固定資産管理、リース管理、手形管理、経費精算、建設仮勘定など財務会計に関連した周辺モジュールを幅広く導入している状況で、稼働半年後には連結決算のためのモジュールも導入している。

連結システムも含めて従来の表計算業務をシステム化したことで、経理業務の大幅な効率化につながり、単体決算の処理だけでも2日ほど早期化を実現しているという。「早期化だけではなく、経理部門の残業時間削減にも貢献しており、1カ月あたり延べ50時間は削減できている」と袖山氏。ほぼ標準機能で「Galileopt NX-I」を活用している同社だが、一部債務管理の中で個別残高を確認するための自動仕訳処理をアドオンして運用している。

稼働当初は旧来の販売管理システムと連携させるために、自社開発の会計システムを残したままの運用だったが、稼働後数カ月のうちに「Galileopt NX-I」へ完全移行した。その後販売管理システムの刷新が行われたものの、「旧会計システムと連携する際にGalileopt NX-Iがどのようにデータの受け渡しを行うのかを学ぶことができたため、周辺システムの新たなつなぎ込みも容易に行うことができた」と袖山氏。

「以前は過去の情報が1カ月程度前の情報しか検索できず、過年度データはすべて紙の帳票で保管していました。知りたい情報がドリルダウンで明細レベルまで確認できることが、こんなに楽だとは思いませんでした」。残高の違いや他部門からの問い合わせなど、日々情報を調べる機会があるため、業務効率は大きく改善している状況だという。

なお、今回のシステム刷新は、同社のみならず子会社3社への展開も同時に行っており、「Galileopt NX-I」内部で企業ごとに管理が行われている。「以前は子会社のデータが事前に確認できませんでしたが、今では会社コードを切り替えるだけでいつでも情報確認できます」と袖山氏は評価する。税制改正などの際にも、自社開発のころは自分たちで税制改正内容を確認し、システム対応を行ってきたが、今では税制改正の内容が反映された形でバージョンアップが行われることで、負担なく最新の環境に切り替えることができているという。

今後の展望習熟度を高めていきつつさらなる効率化を目指す

今後については、これまで以上に「Galileopt NX-I」の習熟度を高めていきながら、十分に使えていない数々の機能をフル活用し、さらなる効率化につなげていきたいと袖山氏は意欲を語る。「Galileopt NX-1を未導入の国内子会社は1社残っていますが、いずれはすべて Galileopt NX-I を活用して本社にて管理できるような環境にしていきたい」。また、日々情報が求められるものについては、表計算ソフトを開くだけで最新情報が取得できる表計算アドインの導入も視野に入れているという。他にも、業務フローや支払単位の異なる海外の債務管理は現状手作業で行っているが、いずれはシステムを活用して効率化していきたいと今後について語っていただいた。

User's VOICE

「使いやすさ」への声

経理部
サブマネージャー
山口 佳子氏

償却資産税の処理や勘定科目内訳明細書作成が容易に
以前は表計算ソフトで1つずつやってきた償却資産税の処理ですが、「Galileopt NX-I 」では資産増加や移動処理なども素早く簡単に行うことができます。申告書も手書きだったため、多くの時間をかけていましたが、今ではボタンを押して誤差を調整するだけ。負担なく便利に活用しています。その他、内訳書作成も以前は表計算ソフトで行っていましたが、1行追加しただけできちんと出力できないなど苦労した面も。今は自動的に内訳書が作成できるようになって助かっています。
マスタ登録しやすく負担がない
以前は共通補助という概念がなく、科目だけで膨大な数を用意していました。今では共通補助も容易に設定できますし、マスタを1つ登録すれば全体に反映してくれます。部門マスタも登録でき、営業所を統括する支店単位の合計で情報が確認できますし、見せたいところだけを帳票として出すこともできます。使う機能も自分のポータルに張り付けておけば、迷うことなく作業できる点もうれしいですね。

システム構成図

システム構成図

導入企業様ご紹介

象印マホービン株式会社 様
象印マホービン株式会社 様
  • ●所在地

    〒530-8511
    大阪市北区天満1丁目20番5号

  • ●代表者

    代表取締役社長 市川 典男

  • ●設立

    1948年(昭和23年)12月29日

  • ●社員数

    649名(2016年11月20日現在)

  • ●主な業務

    調理家電製品、生活家電製品、リビング製品などの製造・販売およびこれに附帯する事業

  • ●ホームページ

    https://www.zojirushi.co.jp/

導入企業様ワンポイントPR

快適で便利な暮らしに必要な
さまざまな品々を提供

1918年に真空断熱と呼ばれる技術を用いてガラスのマホービンを製造、市川兄弟商会として起業。時代の流れと共に、人々のライフスタイルの多様化や、企業を取り巻く環境変化に柔軟に対応してきた。また、創業100周年(2018年)に向けての基本方針としては、 社会から必要とされる企業として存続していくために「象印ブランドを世界に通用するレベルに引き上げること」を掲げている。

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