耐えられない量のルーチンワーク! 文句を言わずにやってくれる人とは?
2020年4月3日
質問
あなたは、売上が急成長しているIT企業の従業員です。業務マニュアルを作ったことで業務が整理され、休みは取りやすくなったものの、相変わらず猛烈な量のルーチンワークに押しつぶされそうです。あなたなら、このルーチンワークを誰にやってもらいますか?
パターン1
バイトさんにやってもらう。
パターン2
新卒社員にやってもらう。
パターン3
ロボットにやってもらう。
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ルーチンワークから解放されて、考える仕事に時間をさける会社
「みろくIT」は創業6年目のベンチャー企業です。売上は右肩上がりで、社員の人数も急増しています。ここで働く従業員のA君は今日も朝からチームメンバーと一緒に、クライアントのホームページのリニューアルについて検討しています。
従業員A君 | 有料老人ホームのホームページのリニューアルですが、僕は入居者のインタビューの動画をのせたらどうかと思うんですが、皆さんどう思いますか? |
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従業員Bさん | インタビューは良い案だけど、それだけじゃ弱いわ。もっと何か新しいアイデアが欲しいわ |
従業員C君 | それなら、この老人ホームにカメラを設置して、24時間生中継するのはどう? |
従業員A君 | 確かに斬新だけど…… |
今でこそ「考える」仕事に時間をさけるようになったA君たちですが、1年前は違ったのです。
1年前 ~ルーチンワークから抜け出せない!
1年前。社長の号令で従業員は業務マニュアルを作成することになり、そのおかげで業務の見える化が実現し、業務を互いにカバーし合うことができるようになったことで休暇を取りやすくなりました。
ところが、膨大な量のルーチンワークが減ったわけではないので、従業員はほとんどの業務時間をルーチンワークに費やさざるを得ず、新しい企画を考えたり、新商品を考えたり、といった「考える」仕事ができずにいます。
社長 | A君、来月の新企画の案はできたかい? |
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A君は真っ赤な目をしてパソコンを見つめながら言いました。
従業員A君 | 社長、無理です。膨大な量のルーチンワークがあって、それが終わらないんです。このサイトからこの数字を取って、これを表計算ソフトにコピーして、グラフを作って、メンバーにメール送信して……、あーっ、気が狂いそうだ! |
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社長 | だっ、大丈夫か? そういうものは他の社員にも手伝ってもらえばいいじゃないか |
従業員A君 | 社長、それは無理です。だって、みんな僕と同じでルーチンワークで手一杯ですから |
社長 | えっ、そうなのか? |
社長があたりを見回すと、従業員は皆、目を真っ赤にしながらルーチンワークに追われています。
社長の心の声 | <ルーチンワークで手一杯で、考える仕事を誰もできていないなんて……。うちの会社は大丈夫なのか?> |
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質問
あなたは、売上が急成長しているIT企業の従業員です。業務マニュアルを作ったことで業務が整理され、休みは取りやすくなったものの、相変わらず猛烈な量のルーチンワークに押しつぶされそうです。あなたなら、このルーチンワークを誰にやってもらいますか?
▼あなたの思うパターンをクリック▼
パターン1
バイトさんにやってもらう。
パターン2
新卒社員にやってもらう。
パターン3
ロボットにやってもらう。
確かにバイトさんならルーチンワークもこころよく引き受けてくれるかもしれませんが、それでは大量のバイトさんを採用しなければならなくなり、コストがかかるかもしれません。他の解決策を考えたほうが良さそうです。
確かに新卒社員にはまだできる仕事も多くないでしょうから、ルーチンワークをやってもらうという方法もありますが、それでは新卒社員が成長できません。他の解決策を考えたほうが良さそうです。
実は、会社が採用したのはパターン3だったのです。業務をやってくれるロボットとは一体どんなものなのでしょうか……
息子に読み聞かせた童話がヒントになった!
ある日、従業員A君が自宅に戻ると、幼稚園に通う息子がちょうど布団に入って寝ようとしているところでした。
従業員A君 | よし、今日はパパが童話を読んであげよう |
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息子 | やったー! 早く読んで~ |
従業員A君 | えーっと……、昔、あるところに大変貧しい靴屋がおりました。ある日、疲れて寝てしまうと、何と翌日の朝、靴がちゃんとできあがっていたのです |
息子 | え~、どうして~? |
従業員A君 | まぁ、聞きなさい。不思議に思った靴屋は、翌日の夜も、同じように途中まで作った靴を置いて、物陰で見ていますと、何と! 小人が現れて、せっせと靴を作り始めたのです |
息子 | すごい、小人だね~。そんな小人がいれば、パパも仕事を任せてもっと早く帰ってこれるね |
従業員A君 | 本当だ、そんな小人がいればいいんだが |
すると、その会話を聞いていた妻が隣の部屋から言いました。
妻 | 今は、ルーチンワークならロボットがやってくれるのよ。現代版の小人ね |
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翌日、A君がインターネットで調べたところ、決まった業務であれば、プログラムをパソコンにインストールして自動的にやってくれるというRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)というものがあることを知りました。
従業員A君の心の声 | <なるほど。これを使えば、かなりのルーチンワークから解放されるぞ。早速問い合わせてみよう!> |
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「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」
ソフトウェア型のロボットであり、業務の自動化をさします。業務手順を入力することで、それをソフトウェアが自動で処理するのです。RPAにより月間数百時間の業務効率化が実現できたなどの事例が紹介されるなど、大変注目されています。セミナー情報
経理実務の「3大困りごと」 仕訳入力・経費精算・給与計算の業務効率化の考え方
【LIVE配信】10月24日(木)13:30~15:30
【アーカイブ配信】10月29日(火)~11月29日(金)
「中小企業の経理担当者の働き方&実務の困りごと実態調査」から362件の経理担当者のリアルな声が聞けました!
その中でも実務において経理担当者が困っている「仕訳入力」「経費精算」「給与計算」の「3大困りごと」を改善するためのセミナーを開催します。
本セミナーでは、数々の経理業務の代行や業務改善コンサルティングを行っている講師が、それぞれの業務から見た改善ポイントを考察します!
【講師】MJS税経システム研究所 客員講師
外波 達也 氏
経営センスチェックの記事の中から、資金繰りの改善、好業績を錯覚しないためのポイントなど、テーマにそっておススメの記事を抜粋した特別版冊子を掲載しています。
最新版では、「値上げ前に考えたいコスト削減方法」について取り上げています。世界的な原油や原材料の価格高騰により、値上げが多い一方、競争戦略的に値上げをしない、または値下げに踏み切る企業もありました。
皆さまがコスト削減するにあたり、ぜひ参考にご覧ください!
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